コラムColumn
セミナーレポート
無理なく脂肪燃焼する『MCT』の魅力を紹介
2021年4月13日(火)、MCTプラス・コンソーシアムは第1回メディア向けセミナーを開催しました。セミナーでは、医師の虎ノ門中村クリニック院長・中村康宏先生が、主にMCTの健康効果やメカニズムについて講演しました。また初代ミス・ヨガで、プロフェッショナルヨガ講師の沖知子先生は、日々の食事の中で無理なくMCTを摂り入れるライフスタイルを、ヨガのミニレッスンとともに提案しました。
隠れ肥満も多い現代人。
MCTを上手に
利用することで無理なく脂肪を燃焼させ、
太りにくい「体質」を目指しましょう
中村 康宏 先生
虎ノ門中村クリニック/内科医/
日本抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒業。内科医・消化器内科医として勤務後、米国医師免許試験を突破し、最先端予防医学を学ぶため渡米。留学中には、パーソナルトレーナー、栄養士の資格を取得。帰国後、日本初のアメリカ抗加齢医学会認定施設「虎ノ門中村クリニック」を開業、院長を務める。
肥満は大きな社会問題。
隠れ肥満といわれる「非アルコール性脂肪肝」は、糖尿病患者よりも増えている
昨今はコロナ禍で日常の活動量が減り、体重が増加した人が増えています。また「隠れ肥満」ともいわれる現代病「非アルコール性脂肪肝」も増加しています。非アルコール性脂肪肝とは、肝臓に必要以上に脂肪がたまった、隠れ肥満の状態を指します。進行すると肝硬変など深刻な病気につながります。国内推定患者数は1,000万~2,000万人にものぼり、実は糖尿病よりも多いといわれています。この脂肪肝は飲酒とは関係ないこともあり、女性の罹患率も増えています。また自覚症状がないため、知らぬ間に深刻な状態になる可能性があります。
重要なのは、必要な栄養を摂りながら、
太らない体質づくりをすること
健康でいるためには、隠れ肥満も含めて肥満を改善していくことが大切ですが、厳しい食事制限などのダイエットによって、栄養不足やリバウンドに陥る人も少なくありません。そこで健康的な食事をしながら太らない体質をつくる方法として、MCTを紹介したいと思います。
ヒトが生命を維持するためには、生体内においてエネルギーをつくり出すことが必要です。人間の細胞はハイブリッドにできていて、2つの燃焼回路が備わっています。1つは糖質をエネルギー源とする「糖燃焼回路」で、もう1つは体内に蓄積された脂肪を含む脂質をエネルギー源とする「脂肪燃焼回路」です。基本的には「糖燃焼回路」が使われていますが、MCT摂取で脂肪の「燃焼回路スイッチ」がオンになると、「脂肪燃焼回路」が動くようになります。2つの回路が同時に働くことで、エネルギーを効率良くつくり出せるようになって、脂肪を燃焼しやすい体質になります。
*MCTと脂肪燃焼に関する最新研究結果についてはこちらをご覧ください。
予防医学の最先端・アメリカでは、
スーパーの棚一杯にMCTが並ぶ
私がMCTと出会ったのは、予防医学を学ぶために5年前に留学していたアメリカです。日本では当時、あまり目にすることがなかったMCT商品が、スーパーマーケットなどに棚一杯に並んでいるのを見て、予防意識が社会全体で進んでいるアメリカだからこそ、MCTが人気なのではと感じました。
予防の知識を得ることは大切です。さらに、その成分が身近で手に取ることができる機会が多いことで、予防に対する行動を起こすことができます。知識と行動が伴うことで、真の意味で「予防」が実現されるといえるでしょう。
食事も運動も、がまんしないで続けられることが大事。
MCTは無味無臭だからどんな食事にも合わせやすく、
毎日続けられます。
沖 知子 先生
初代ミス・ヨガ/プロフェッショナルヨガ講師
2014年にヨガインストラクターの資格取得後、国内外問わずさまざまな場所で実績を積む。2016年にはミス・ワールド・ジャパンのファイナリストに選抜され、初代「ミス・ヨガ」を受賞。全日本ヨガ連盟インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定合格。株式会社ブレストラン代表取締役、特定非営利活動法人プロボノ理事。
効率よくエネルギーがつくれるMCT摂取で、
空腹をがまんしてイライラすることもなくなりました
ヨガと出会って、自分の心と身体が本当に欲するものが分かってきたように思います。特に食は大切ですね。旬のものや、MCTのような質の良いものを自然に求めるようになりました。
6-7年前にMCTを含むココナッツオイルがブームになったときからMCTに注目しています。MCTの魅力は、自らの体で効率よくエネルギーがつくれて、カラダに脂肪として蓄積しにくい良質な油であること。そして腹持ちが良いこともあり、個人的には、がまんも間食もしないですみ、心が安定するようになったと思います。
ダイエットも生活習慣病予防も、
カギになるのは続けやすさ
運動や食事において、目的がダイエットであっても生活習慣病予防であっても、大切なことは無理なく続けられることです。そこで、毎日簡単に続けられるものとして、「毎日1分!燃焼ヨガ」を紹介します。仕事の合間に座ったままでもできる、脂肪燃焼、代謝アップのための運動です。
また食事においても、食べる量を減らしてがまんするようなことはせずに、食べるものを賢く選んで続けられることを意識するのが大切です。私は無味無臭でどんな食事にも合わせやすいMCTを、サラダやお味噌汁のほか、様々なMCTレシピも活用して、日々の食事にとりいれています。特にお気に入りなのが「モーニングパワースムージー」。おすすめの摂取法は、スムージーを噛みながら摂ることです。噛むことで、体内で幸せホルモンのセロトニンが増えて、体も心もイキイキします。
MCTプラス・コンソーシアムでは、これからもMCTの健康に役に立つ情報や、日常生活での取り入れ方を発信していきます。
本イベントに関する全体概要については、リリースをご確認ください。