コラムColumn
夏の食事は太りやすい?おなか・二の腕・太ももが気になるシーズン
脂肪燃焼オイル『MCT』で夏太りを回避!
8月に入り、最高気温が30℃以上の真夏日が続き、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。いまだコロナ禍ということもあり、野外で活発に動くというよりは、今年の夏も外出自粛で涼しい屋内で過ごしたい一方、運動不足によるおなか・二の腕・太ももの肉付きは気になるところ。
そこで今回は、虎ノ門中村クリニック院長の中村康宏先生に、家にいながら“無理なく脂肪燃焼体質になるメソッド”として普段の食事で意識すべきポイントについてお話を伺いました。
夏場は要注意!
冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎは基礎代謝を下げる
気温が高い日ほど、冷たい飲み物・食べ物が欲しくなるもの。ついつい摂りすぎてしまいがちですが、甘い清涼飲料水やお酒、アイス、簡単に作れる麺類など偏った食事には注意が必要です。また、夏場は冬場に比べ肌の露出が多いため冷房の効いた部屋では冷えやすい傾向に。さらに内側からカラダを冷やすことで免疫力だけでなく基礎代謝の低下につながり、エネルギーとして消費できなかった糖質は体脂肪となりカラダに蓄積されてしまいます。
夏バテの時こそ食事を摂る!
抜くとかえって熱中症や夏太りの原因に
猛暑日が続けば、疲労が溜まり食欲不振になるという方も少なくありません。しかし、食欲がないからと言って、食事を抜いたり、極端に食事量を減らしてしまうと、栄養失調だけでなく水分不足に陥り、熱中症の原因になりかねません。特に朝食を抜いてしまう人が多いのですが、朝食を抜くことで夏の疲れは蓄積されやすく、代謝も落ち、体温の上昇が抑えられ消費エネルギーが少ないため、かえって夏太りにつながることも。食欲が低下しているときは、消化の良いものを意識し少量でも摂取するよう心がけましょう。
夏バテ回避と脂肪燃焼には
朝食に小さじ1杯分のMCTオイルをプラス!
MCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳などの乳製品、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油に含まれる長鎖脂肪酸(Long Chain Triglyceride)などと比べて、素早く消化・吸収されケトン体を生成し、エネルギーになりやすい特長があります。医療やスポーツ、生活習慣病予防など、様々な場面で世界的に利用されています。
毎朝たった2gのMCTオイルで
-4.5kg、ウエスト周囲-4cmまで減少!
健康な成人男女が12週間毎朝2gのMCTオイルとLCTオイル(調合サラダ油)を含んだ標準的にバランスの取れた食事を摂った結果、LCT群と比べ、MCT群では試験期間中に、継続して体脂肪量と内臓脂肪面積が有意に低下しました。
最終的には、体重が平均-4.5kg、ウエスト周囲が-4cmと大幅に減少するなど、MCTオイルの高い脂肪燃焼効果が伺える結果となりました。
身近な食材に小さじ1杯かけるだけ!
脂肪燃焼デトックスレシピ
超即席!
「サバ缶とパクチーの脂肪燃焼サラダ」
- ▼材料(1人分)
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サバ缶
1缶(190g)
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パクチー
お好みの量
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ミニトマト
お好みの量
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パプリカ
お好みの量
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MCTオイル
小さじ1
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- ▼作り方
- サバ缶を開けて取り出し、食べやすい大きさに切り、お好みでパクチー、ミニトマト、パプリカ、MCTオイルをかければ完成。
今回、お話を伺ったのは…
中村 康宏先生(Yasuhiro Nakamura)
虎ノ門中村クリニック/内科医/日本抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒業。内科医・消化器内科医として勤務後、米国医師免許試験を突破し、最先端予防医学を学ぶため渡米。留学中には、パーソナルトレーナー、栄養士の資格を取得。帰国後、日本初のアメリカ抗加齢医学会認定施設「虎ノ門中村クリニック」を開業、院長を務める。